暴力や虐待について

愛西市からの通知で、昨今、介護施設において入居者への暴力や虐待が多くなっているので、施設内での意識の再確認と虐待防止の徹底をするように連絡がありました。
以下の内容を確認していただき、暴力や虐待の内容を十分に理解して介護頂くようお願い致します。

(身体拘束以外)
・入浴時,熱い湯やシャワーをかけてやけどをさせる
・介護がしやすいように,職員の都合でベッド等へ押さえつける
・食事の際に職員の都合で,本人が拒否しているのに口に入れて食べさせるなど

(2)介護放棄
・おむつが汚れている状態を日常的に放置している
・定期的に交換しない
・褥瘡(床ずれ)ができるなど体位の調整や栄養管理を怠る
・処方通りの服薬をさせない。また、処方外の薬を服用させる
・ナースコールを使用させない
・他の利用者に暴力を振るう高齢者に対して何ら予防手立てをしない
 また、一緒になって助長する事を言う等


(3)精神的虐待
・怒鳴る
・ここにいられなくしてやる,などと脅す
・排せつ介助の際「くさい」「きたない」等言う
・子ども扱いするような呼称で呼ぶ
・トイレが使用できるのに,本人の意思や状態を無視してオムツを使う
・自分で食事ができるのに,職員の都合を優先し本人の意思や状態を無視して
 食事の全介助をする


(4)経済的虐待
・利用者から預かったお金を勝手に使う
・日常的に使うお金を不当に制限する,生活に必要なお金を渡さない


(5)性的虐待
・排せつや着替えの介助がしやすいという目的で,裸にしたり下着のままで
 放置する

尚、2020年度第9回の社内研修で「身体拘束と虐待」というテーマで講義をしていますので、具体的な防止対策はテキストを見返して業務に活かしてください。

複合介護施設「悠縁」