11月17日(午前)・19日(午後)と、第6回目の社内研修を実施しました。
今回のテーマは、「認知症及び認知症ケア」です。
厚労省によると、2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、
約602万人となっており、6人に1人程度が認知症有病者と言えます。
また、2025年(令和7年)の将来推計の認知症は、675万人と言われて
います。 ※内閣府「平成29年度版高齢社会白書」から
認知症は、さまざまな原因により脳細胞が死んだり働きが悪くなって
記憶・判断力の障害が起こり、生活に支障をきたします。
今回の研修のメインテーマは、認知症の病気を勉強するよりも、認知症
の方の気持ちを介助者がどれくらい理解をしているのか。
また、そのご家族の方がどのような思いをされているのか、と言う視点
から学びを深めてみました。
認知症の方は何もわからなくなる分けではなく、感情があり、自らの変化
にとまどい、そして「不安」を感じていることを知ることです。
この不安を少しでも取り除くことが出来れば、ご利用者・ご家族様の不安が
解消し楽しい日常生活を送っていただけると考えています。
介護はとても大変な仕事ですが、ご利用者の笑顔を見ることが出来たときが
介護職として嬉しい瞬間の一つでもあります。